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Channel: スポーツナビ+ タグ:帝京大学
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後期授業第12回目のテーマは「スポーツ組織・団体へのスポンサーシップ、国際競技団体編」その11

先頃、4年に一度開催されるアジア競技大会が、韓国の仁川で開催されましたが、東アジア大会という総合競技大会もあります。東アジアですので、アジア競技大会でほとんどのメダルを独占した中国、韓国、日本、そしてチャイニーズ・タイペイが中心となる大会ですが、競う中心選手がアジア競技大会と変わりなく、大会としての意義が問われていました。主催するのは、OCA、アジアオリンピック評議会の下部組織的な存在ではなく、東ア...

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後期授業第12回目のテーマは「スポーツ組織・団体へのスポンサーシップ、国際競技団体編」その12

世界ツアー戦の総合的な価値を高めていくためのマネジメント、そして、世界の頂点を決する最高峰の大会のより高い価値を生み出すための様々な施策。いまや、巨額なテレビ放送権料やスポンサー契約を背景として、国際競技連盟のビジネス面におけるマネジメント能力は、世界の大企業に匹敵するほどのレベルのスキルやノウハウが求められています。FIFAが創設しているFIFAマスターは、そうした人材の育成や発掘を目指した制度で...

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後期授業第13回目のテーマは「スポーツ施設におけるネーミングライツとは?・・・・・」その1

リーグ開幕から10シーズン目の記念すべき節目の年を迎えたプロバスケットボールリーグ、bjリーグ。現在、FIBA、国際バスケットボール連盟から日本バスケットボール協会(JBA)に対する勧告により、旧日本リーグから改称、拡大してきたナショナルバスケットボールリーグ(NBL)とのリーグ統合に向けての話し合いの真っ只中にいます。しかし、リーグ統合はそれはそれとして、今シーズンも新たに福島のチームが加わり、開...

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後期授業第13回目のテーマは「スポーツ施設におけるネーミングライツとは?・・・・・」その2

欧米ではネーミングライツ。日本語に訳すと命名権。しかし、この2つの言葉の真意は、似て非なるもののような気がしています。(・・・・というか何か感違いがあるような・・・・・)...

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後期授業第13回目のテーマは「スポーツ施設におけるネーミングライツとは?・・・・・」その3

欧米におけるスポーツ施設に関するネーミングライツ・ビジネスは、短絡的な日本流の施設の運用資金調達には程遠い、用意周到な計画が練られています。まず、施設の利用価値を高めていくための付加価値の創造です。ネーミングライツ・パートナーの企業ブランドが、対象施設の存在そのものとイコール以上のものとして発展、成長できる余地がなければ、パートナー企業は資金提供するだけの価値を見い出すことはできません。街のシンボル...

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後期授業第13回目のテーマは「スポーツ施設におけるネーミングライツとは?・・・・・」その4

日本においても、命名権制度導入当初は、スポーツ施設の運用コストの苦しむ施設の所有者、行政にとっては有効に機能していたと思います。しかし、年月が経過し、新たな契約更新時期を迎えると、風向きは逆風になります。当初の契約金額にも及ばない、場合によっては半減以下に契約金額が減らさなければ契約してもらえない事態があちこちで見られました。先に取り上げた日産スタジアムの事例の経緯を辿ると、以下のようになります。1...

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後期授業第13回目のテーマは「スポーツ施設におけるネーミングライツとは?・・・・・」その5

AnschutzEntertainmentGroup(アンシュッツ・エンタテイメント・グループ)という企業をご存じでしょうか。AEGと言えば、スポーツ・ビジネスに関わっている方ならば、どこかで聞いた方もいらっしゃる筈です。AEGは、5大陸、120カ所以上に及ぶ施設のネットワークの所有・運営・プログラム管理を行う世界有数のスポーツ・娯楽企業の1つで、本社はアメリカに置いていますが、世界的な娯楽産業企業...

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後期授業第13回目のテーマは「スポーツ施設におけるネーミングライツとは?・・・・・」その6

今年の春、大阪市にあり、Jクラブ、セレッソ大阪のホームスタジアムとして、また、世界陸上やFIFAワールドカップなど、世界的なピックイベントの会場として使用されたことでも有名な長居スタジアム、長居陸上競技場に命名権制度が導入されました。パートナーはヤンマー。なるほど、と言う人も少なくないと思います。俗称ですが、スタジアム名称は「ヤンマースタジアム長居」となります。契約期間は2014年から5年間で、年間...

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後期授業第14回目のテーマは「スポーツ・スポンサーシップに関するまとめ」その1

夏真っ盛りの頃のお話しになりますが、複数のプロスポーツチームが活動しているある県の関係者の方が、たまたまこのブログを見てくださっていて、ある依頼をするために上京されました。その県では、以前より、地域活性化のために、また、プロスポーツをひとつの産業(まだまだ小さなものではありますが・・・・・)と位置付けて、そこで働くスタッフの方々を定着させていくために、複数のプロスポーツチームの連携、協働機会を模索、...

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後期授業第14回目のテーマは「スポーツ・スポンサーシップに関するまとめ」その2

先に取り上げたドーム社と琉球ゴールデンキングスのパートナー契約は、今後の小規模プロスポーツチームにとって、非常に参考になるケーススタディになるはずです。単に、契約金額や契約年数のことだけを捉えて言っているのではありません。プロスポーツチームの価値、スポンサー企業の価値、そしてそこから生まれる新しい価値の創造機会を創り出していくための協業戦略が見て取れるからです。そうした真のパートナーと言える契約は、...

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後期授業第14回目のテーマは「スポーツ・スポンサーシップに関するまとめ」その3

スポーツ・スポンサーシップとは、スポーツに対する資金提供、資金投資を行うことで、その提供・投資に見合う対価を得て様々なマーケティング活動を可能にすることです。そして、スポンサーが対価として得るものは、大きく分けて広告価値と権利価値に大別できます。広告価値とは、その名の通り、広告機会を得ることで、認知度の拡大を図りたい企業名やブランド名、商品名などを、スポーツの中に掲出することで露出効果を狙います。つ...

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後期授業第14回目のテーマは「スポーツ・スポンサーシップに関するまとめ」その4

プロスポーツチームやスポーツ競技組織が、スポンサーからの支援を必要としている場合、つまり、スポンサーからの協賛料を得たい場合、そのチームや組織の上司が、「売ってこい」とか、「なんで売れないんだ」とか言っている姿を見たことがあります。そんなアホな上司がいるチームや組織は、即刻辞めた方がいいです。怪しげな押し売りセールスを強要する悪徳業者と何ら変わるところはありません。スポンサーシップによる収入を向上さ...

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後期授業第14回目のテーマは「スポーツ・スポンサーシップに関するまとめ」その5

スポーツ・リーグにおけるスポンサーシップは、日本では20年、30年、それ以上前から、イベント・スポンサーシップと何ら変わるところはありませんでした。リーグ戦の一つ一つの試合会場には、一律にリーグ・スポンサーの企業名やブランド名の広告看板が設置され、そうした広告価値を前提とした効果がスポンサーが得られる対価のすべて、と言っても過言ではありませんでした。週末に全国各地で行われる試合会場がメディアとして機...

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後期授業第14回目のテーマは「スポーツ・スポンサーシップに関するまとめ」その6

地方都市を本拠とするプロスポーツチームは、大都市圏のように大きな規模の企業も少なく、チーム・スポンサーとは言っても、地方銀行、本拠地の自治体などは別にすると、小売業や地域をテリトリーとして営業活動する各種企業が大半です。従い、個々の拠出できるスポンサー料は、多くても100万円。それどころか、10万円以下のレベルが主流ではないでしょうか。以前にヴァンフォーレ甲府のスポンサーの数の事を取り上げたことがあ...

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後期授業第14回目のテーマは「スポーツ・スポンサーシップに関するまとめ」その7

日本にあるスポーツ競技組織。中央競技団体があり、その傘下に様々な世代やクラスターを統括する組織があり、更にその下に都道府県、市区町村単位で競技団体組織があります。その数は、ひとつのスポーツ競技だけに限っても、全国規模では巨大なネットワークになっています。しかし、スポーツの強化、普及、育成というスポーツ界が抱える主体的な使命を具体化し、成果を上げていくために、これらのネットワークが機能的に活用されてい...

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大学での授業を終了するにあたって・・・・・その1

本日、1月19日を以って、私が担当する帝京大学経済学部経営学科スポーツ経営コースでのスポンサーシップ概論の授業が終了します。後期最後の授業は、ネーミングライツ。基本的には、欧米の事例と日本の事例の根本的な違いをテーマとして、日本流の命名権の本家欧米とは大きく違うビジネスとしての捉え方を取り扱います。昨年も、意外にも、学生くんたちにはこの回が最も「あなたの知らない世界」だったようで、今回はどんな反応か...

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ラグビー人気大爆発の中、名門同志社大が復活V

日本代表のW杯活躍で人気爆発のラグビー。五郎丸選手の名前を聞かない日はないと言ってよいほどですが、そんな中、名門同志社大ラグビー部が関西リーグで8年ぶりに優勝を飾りました。かつては名門の名を欲しいままにしていましたが、近年は嘘のような低迷ぶり。2010年にはAリーグ7位で入替戦を経験するまでに至りました。それから5年、ラグビーブーム再燃に歩を合わせるように同大が帰ってきました。それにしてもラグビー人...

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【大学ラグビー・2】関東大学対抗戦A・第11節/帝京大学 vs 明治大学/2015年11月15日/秩父宮ラグビー場(東京都港区)

ひとつ前の東日本クラブ選手権の決勝(詳細はこちら)が13時20分に終わり、次のチームがウォーミングアップでピッチに出てきた。北側スタンドのすぐ前で帝京大学の選手たちがアップを続ける。ビジョンには対戦カードが表示されていた。ゴール裏の立見席は例によってガラガラだ。キックオフ5分前に両チームの選手たちが入場。午前中と違って、メインスタンドもバックスタンドも観客でいっぱいになっていた。選手たちに大きな拍手...

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【大学ラグビー・3】第52回全国大学ラグビーフットボール選手権大会・決勝/帝京大学 vs 東海大学/2016年1月10日/秩父宮ラグビー場(東京都港区)

暖冬の続く東京にやって来た。富山と違って空気が乾燥しており、唇が切れて痛い。そんな苦境(?)をものともせず、目的地へ向けて神宮外苑を歩く。...

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まだまだラグビーに期待したい!!!

ラグビーの国内シーズンが終わりました。昨年のワールドカップでの日本代表の活躍を機に、ラグビー界に大きな変化が訪れたと言って良い今シーズン。2019年のW杯自国開催に向けて、さらなる盛り上がりにつながることを期待し、以下雑感ですがお付き合い頂ければ幸いです。【サンウルブスに期待!】一番はやはりこれでしょう。ご存じの方も多いかと思いますが、今年から新たな挑戦が始まります。南半球の「スーパーラグビー」への...

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